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餌食(えじき)第一章  [私小説]

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ーーー必ず、序章からお読みくださいーーー

今の少子化問題を解決する方策として、コンピュータ化が取り上げられている。老人王国となろうとしている日本は、働き手を海外の若者やコンピュータに求めたのだ。

これは良い所へ目を付けた。会社でもよくやっていた。仕事を標準化せよ。どんな仕事もマニュアルを作れ。そして誰もがすぐその仕事ができるようにせよ。

標準化を進めていけば、やがてそれは機械でもできる段階まで落とせる。そうしたらコンピュータの出番だ。こういう構図が初めからできていたのだ。仕事の標準化はコンピュータに肩代わりさせるものだった。

材料を整列させれば機械ができる、自動化ができる。これはロボットメーカーの言葉だ。

また話は飛んでしまった。軌道修正、軌道修正。

要するにコンピュータがあまりに早く時代を作り変えてしまっているので、法律がそれについていけないのが現状だ。後追い対策だ。これも詐欺師たちの格好のスキマとなっている。

江戸時代の大店の主人はこんなことを言ったそうだ。「私の家からお買い上げになった商品はずーと保証します。お買い上げになった商品は理由の如何を問わず気に入らなかったら代金と交換します。」
それだけ商品に自信と誇りをもっていたのだ。現代のお客が勘違いをするのを待っているとは大違いだ。要するに商人の質が落ちたというものだ。

また、「お客様は神様です」と誰が言いふらした言葉?これも日本をだめにした悪徳商法の一つだ。(つづく)いい顔だ13103257_102453990171805_2178219396459418884_n.jpg
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