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世界を救うDVD映画「恥」 [ベルイマン映画]


shame
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昔、高校生の時テレビでベルイマンの映画を宣伝していたのをみた。その時の映像で海におびただしい程の兵士の死体がプカプカと浮かび、これ以上の地獄はないと思った。

映画の題名も監督の名前もよく知らず、一瞬見たテレビの映像とベルイマンという聞き覚えのない名前だけが記憶に残った。

そして最近DVDで借りた中に「恥」という題名の映画を観た。
これが昔、私が高校生の時見た映画だった。

多くの兵士が水に浮かんでいる様子は忘れられなかった。
何十年も前の映画だったが、映画の主題や表現の方法に古さは感じられなかった。

第一の印象は、戦争は自然も町も家も家族も破壊していくが、人間の心も破壊してしまうのだなあと思った。

破壊された心、人間性、ここからは何も良いことは生まれない。
戦争しているのは、戦争を動かしてる一部の政治家、豪族であってほとんどの人間は彼らの犠牲者になっている。



1966年,スウェーデン

監督:イングマール・ベルイマン
脚本:イングマール・ベルイマン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
出演:マックス・フォン・シドー(ヤーン)
   リヴ・ウルマン(エーヴァ)
   グンナール・ビョルンストランド(市長)
   ブリジッタ・ヴァルベルグ
   ハンス・アルフレッドソン
   ベント・エクルンド

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